海外ウェディングに“VR”で遠隔参列–KDDIらが実証実験

KDDIは9月21日、近畿日本ツーリストおよび近畿日本ツーリスト個人旅行とともに、海外ウェディングの360度パノラマ映像を日本へライブ配信するサービスの実証実験を実施すると発表しました。実際に結婚するカップルのグアム・チャペルでのウェディングの様子を、VRライブ配信システムによって、360度パノラマ映像と音声でリアルタイムに配信するものです。実証実験の使用機材は、スマートフォン「GALAXY S8」とヘッドマウントディスプレイ「GALAXY Gear VR」、一体型ヘッドマウントディスプレイ「アイデアレンズ K2プラス」、振動機能付き専用VRチェア「TELEPOD」です。KDDIはグアムでの映像撮影・配信・アーカイブ制作、ビックサイトでのVR機器・TELEPOD設置、招待客・一般客へのVR対応オペレーションを担当。近畿日本ツーリストと近畿日本ツーリスト個人旅行は、グアムでのチャペル調整、ウェディング該当者・招待客の募集、ビックサイトでのイベント運営を担当します。

大空は君のもの! パイロット視点で楽しめるVR対応ドローン紙飛行機が空をゆく

紙を折って、えいっと飛ばす紙飛行機。どうすれば遠くまで、長く飛ばせるだろうか? から始まって、自由に飛ばせたら楽しいのに! なんて願いや大空への憧れを込めた人もいるのではないでしょうか。そんな少年少女たちの空想が現実になろうとしています。クラウドファンディングサイトmachi-yaで資金を募っているカメラ搭載VRドローン「PowerUp(パワーアップ)」シリーズは、次世代の紙飛行機おもちゃ。紙を折って飛行機を作ったら、PowerUpモジュールを装着するだけで、自由にコントロールできるスーパー紙飛行機ができあがるのです。スマホからコントロールでき、さらには機首部分に備えたカメラによって、手元のスマホにライブストリーミングできちゃいます。VRゴーグルを使えば、まさにパイロット視点で紙飛行機をコントロールできですのですから燃えないはずはありません。1回の充電で約10分間の飛行が可能で、撮影した動画はmicroSDカードに保存することもできますよ。

映像も音声も360度記録する4K対応全天球カメラ「RICOH THETA V」

リコーイメージングは、4K解像度の360度動画撮影や臨場感ある空間音声記録に対応した全天球カメラ「RICOH THETA V」を発売しました。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円台前半となります。カラーはメタリックグレー1種類のみです。全天球カメラ「THETA」シリーズの小型・軽量ボディを継承しながら、4K解像度に相当する360度動画撮影や、360度空間音声記録が可能な高音質録音に対応しています。加えて、大容量データの高速転送に対応しています。イメージセンサーは、1/2.3型の12メガピクセルCMOSを前面と背面に2基搭載し、メインプロセッサにQualcommのSnapdragonを搭載していて、静止画と動画の画質を大幅に向上しながら低消費電力化を図っています。GRや一眼レフの画像処理技術を導入し、露出制度やホワイトバランスのアルゴリズムを一新、静止画の出力が袖1,400万画素に相当する360度の全天球イメージ撮影に対応しました