日本人の「英会話ベタ」の解決に挑むアイルランド人

人前で話すのは恥ずかしく、練習する術がない─。多くの日本人にとって「英会話」は悩みのタネだ。そこへ、あるアイルランド人起業家が解決に乗り出しました。2010年に楽天やファーストリテイリングが英語の社内公用語化をぶち上げた時、「実験で終わるだろう」という懐疑的な声が出たもですだ。ところが、本田技研工業や資生堂も社内文書に英語を使うことを決めるなど、徐々に各社が社内のグローバル化を進めようとしているのです。社員の英語力を高めたいというニーズに応えて、多くの研修プログラムや教材が乱立する中、アイルランド発のスタートアップが「手軽に社員の英会話力を高めるアプリ」を企業に提供しています。開発したのは、音声処理が専門のソフトウェア開発者、デア・オニール率いる「A5テクノロジー」です。クラウドベースの会話認識システムを使った「A5(英語)PRO」では、ミーティングや電話、クレーム対応といった実際のビジネスシーンの中で使われる英会話をゲーム感覚で学ぶことが可能となっています。

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