「電気通信事業法」の改正で何が変わるのか?

「電気通信事業法」の改正で何が変わるのか?――ドコモに聞く、MVNOとの取り組み。「電気通信事業法」が5月21日に改正されました。これまでドコモに課されていた「禁止行為規制」が緩和されることになったのです。これによってドコモのMVNOに対する取り組みはどのように変わっていくのでしょうか。またMVNOにとってはどんなメリットがあるのでしょうか。通信事業者の枠組みを定めた法律である「電気通信事業法」ですが、5月21日に改正されました。改正のポイントは多岐にわたるのですが、これによって、MNOとMVNOの関係にも変化をもたらす可能性があるのです。MVNOのネットワークの大半を占める、ドコモに対する規制が緩和されるからです。ドコモには、これまで「禁止行為規制」が課されていました。そのため、特定のMVNOを優遇できず、“平等に”ネットワークやその他のサービスを貸し出さなければならなかったのです。MVNOと密接に連携して、新サービスを打ち出すことが難しかったということです。逆に言えば、5月21日以降は、そうしたことも可能になるのです。この電気通信事業法の改正を、ドコモはどのように捉えているのでしょうか。また、これによってドコモのMVNOに対する取り組みはどのように変わっていくのでしょうか。これからが特に注目されるところです。
 

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